フランスアールデコ期のガラス工芸家として名高いMarius Ernest Sabino (1878 - 1961)（マリウス＝エルンスト・サビノ）のウォールランプです。1919年に会社を設立したサビノはオパールセントガラスで一躍有名となり、フランスの豪華客船のイル・ド・フランス号（ S.S.ILE DE FRANCE）や洋上の宮殿と称されたノルマンディー号（ S.S. Normandie）の照明器具を手がけています。第二次世界大戦によって工場は一時閉鎖となりましたが、当時のサビノの照明器具は海外でも人気が高く高額で取引されています。こちらは洗練された美しいデザインで、側面には薔薇、底面には、リングのような模様が施されています。サビノのアールデコな照明器具は時代を経た今となっても尚美しいデザインで特別な空間を演出してくれます。アンティーク特有の細かい傷はございますが、この時代のものとしては比較的良い状態です。 シェードの縁に「SABINO 4651 PARIS DEPOSE」の刻印がございます。

年代：推定1925〜1930年頃
全高：150 mm
全幅：440mm
奥行：220mm
口径：E12×２灯
※電球は付属致しません。

画像と実際の商品の色味が少々異なる場合がございます。アンティーク商品は、製造時や長い年月を経てついた傷や汚れなどがございます。それらをアンティークの味としてご理解の上、ご注文をお願いいたします。